空き家の水道・電気・ガスはどうする? 契約を残す基準と費用の考え方
空き家のライフラインは全部解約すれば安心とは限りません。管理に必要な水道・電気の考え方、ガスの扱い、費用と利便性のバランスを整理します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-09-12 / 更新: 2026-09-12
空き家になったら水道・電気・ガスをどうするか。「使わないなら全部解約」と考えがちですが、管理の実務を考えると一律の解約が最適とは限りません。
水道:管理を続けるなら残す選択肢が有力
通水は空き家管理の基本作業です。排水トラップの封水を保ち、給水管内の水の停滞を防ぐために、月1回程度は各蛇口から水を流したいところです。水道を解約すると通水ができなくなるため、定期管理を続ける間は基本料金を払って契約を残す判断が一般的に語られます。なお凍結地域では、冬季の水抜き(水道管内の水を抜く作業)を忘れると破裂事故につながるため注意が必要です。
電気:照明と点検のために残す例が多い
室内点検時の照明、換気扇の稼働、防犯用のセンサーライトなどを考えると、電気も契約を残すケースが多くみられます。契約を残す場合はアンペア数を最小限に下げると基本料金を抑えられます。解約する場合、ブレーカーを落としても契約が続いていれば基本料金がかかる点に注意しましょう。
ガス:使う予定がなければ閉栓が基本
ガスは管理作業での利用場面がほとんどなく、漏れのリスクも考えると、当面使わないなら閉栓・解約するのが一般的です。プロパンガスの場合はボンベの撤去についても事業者に相談しましょう。再開時は開栓の立ち会いが必要になります。
判断の目安
1. 定期管理を続ける → 水道・電気は残す、ガスは閉栓 2. 売却活動中 → 内覧時の印象のため電気は残すと有利な場合があります 3. 解体予定 → 解体前にすべて撤去・解約の手続きが必要です
基本料金は「家の状態を保つための必要経費」と捉え、管理の方針とセットで決めるのがよいでしょう。
*契約・解約の条件や料金は各事業者にご確認ください。*
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最終更新: 2026-08-02