液状化リスクの調べ方 — 埋立地・旧河道の見分けと対策
地震時の液状化リスクを購入前に調べる方法を解説。液状化マップ・土地条件図・旧地形の調べ方と、戸建て・マンション別の影響を整理します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-19 / 更新: 2026-08-19
液状化は、地震の揺れで緩い砂質の地盤が液体状になり、建物が傾いたり地中の配管が損傷したりする現象です。建物自体が無事でも生活インフラが長期間止まることがあり、立地選びの段階で確認しておきたいリスクです。
起きやすい場所の傾向
・海や沼を埋め立てた土地 ・旧河道(昔の川の流路)や旧池沼 ・河口部・三角州などの低地 ・地下水位が高い砂地盤
内陸でも、造成前が水田や池だった場所では発生することがあります。「海から遠いから大丈夫」とは限りません。
調べる方法
1. 液状化ハザードマップ:多くの自治体が公表しています。まずここから 2. 重ねるハザードマップ:国土交通省のサイトで土地の成り立ち(地形分類)を確認できます 3. 今昔マップや旧版地形図:その土地が昔、川・池・水田だったかを確認 4. 地盤調査データ:戸建て新築なら、購入判断の前後でスウェーデン式サウンディング試験などの調査結果を確認
戸建てとマンションでの違い
杭を支持層まで打っているマンションは、建物本体の傾きは起きにくいとされますが、周辺地盤が沈下してエントランス周りや埋設配管が損傷し、ライフラインの復旧に時間がかかる例が過去の地震で報告されています。戸建ては建物の傾斜が生活に直結するため、より地盤の影響を受けやすいといえます。
リスクがある場合の考え方
戸建てなら地盤改良の実施状況や基礎仕様(ベタ基礎等)を確認し、地震保険への加入を検討します。地震保険では液状化による沈下・傾斜も損害認定の対象になり得ます。費用と安心のバランスで判断しましょう。
*液状化の想定は自治体により手法や前提が異なります。最新のマップと調査データを個別に確認してください。*
出典・参考資料
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最終更新: 2026-08-02