中古戸建て購入とインスペクション — 建物状況調査でわかること
中古戸建ては建物の状態の個体差が大きく、インスペクション(建物状況調査)の活用が有効とされます。調査内容・費用感・依頼のタイミングを解説します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-07-05 / 更新: 2026-07-05
中古戸建てはマンション以上に個体差が大きく、見た目では状態がわかりにくいのが難点です。そこで活用されるのがインスペクション(既存住宅状況調査)です。
インスペクションとは
建築士などの専門家が、屋根・外壁・基礎・床下・小屋裏などの劣化状況を目視等で調査するものです。2018年から、媒介契約時に不動産会社がインスペクションのあっせんの可否を示すことが制度化されています。
わかること・わからないこと
わかる:雨漏りの痕跡、構造部の傾き・ひび割れ、床下の腐朽・蟻害の兆候など 限界:壁の内部など目視できない部分、将来の故障予測までは保証されません。調査には限界があることを前提に使いましょう。
買主にとってのメリット
・購入判断の材料になる(修繕費を織り込んで価格交渉する材料にも) ・既存住宅売買瑕疵保険の付保につながる場合がある(保険には検査基準への適合が必要) ・入居後の「こんなはずでは」を減らせる
依頼のタイミング
売買契約の前が原則です。売主・不動産会社に断って実施します。すでに売主側で実施済みの場合は報告書を見せてもらいましょう。
そのほか戸建て特有の確認点
境界の確定状況、越境の有無、接道(再建築の可否)、ハザードマップ、増改築の履歴と建築確認の整合は、建物調査とあわせて必ず確認したいポイントです。
*費用や調査範囲は事業者により異なります。国土交通省の既存住宅インスペクション・ガイドラインも参考になります。*
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最終更新: 2026-08-02