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中古住宅の重要事項説明 — 特に注意して見るべき箇所

中古住宅の重要事項説明で特に確認すべき箇所を解説します。法令上の制限・道路と再建築・インフラ・告知事項・契約不適合責任の特約など、中古ならではの要点を整理します。

著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-15 / 更新: 2026-08-15

重要事項説明は新築・中古共通の手続きですが、中古住宅では「個別の履歴と現況」に関わる記載が増え、読みどころが変わります。中古ならではの注意箇所を押さえましょう。

道路と再建築の可否

戸建て・土地で最重要の項目のひとつです。 ・敷地が接する道路の種別(建築基準法上の道路か)と接道の長さ ・セットバック(道路中心から後退)が必要か、その面積 ・私道負担の有無と、私道の掘削・通行の承諾関係 接道条件を満たさない「再建築不可」物件は、価格が安くても住宅ローンや将来の売却に大きな制約があるとされます。

法令上の制限

用途地域・建ぺい率・容積率は、増改築や建て替えの自由度を決めます。現況の建物が現行規制に適合しない「既存不適格」の場合、建て替え時に同規模の建物が建てられない可能性があります。市街化調整区域・災害関連の区域指定(土砂災害警戒区域など)・ハザードマップ上の位置も説明対象です。

インフラの整備状況

中古では、上下水道・ガスの引き込み状況と管の口径、私設管の通過、浄化槽か公共下水かなどを確認します。前面道路の管から自分の敷地への引き込みが他人の土地を通っている場合や、将来の負担金が発生する場合もあります。

物件の履歴と告知事項

・告知書(物件状況報告書):雨漏り・シロアリ・給排水の故障・境界紛争などの履歴。売主の認識が書かれる重要書類です ・心理的瑕疵:過去の事件・事故等に関する告知 ・付帯設備表:どの設備が残り、故障の有無はどうか 口頭で聞いた内容と書面が一致しているかを照合してください。

契約不適合責任の特約

中古の個人間売買では、売主の契約不適合責任を「引き渡しから3か月」などに限定したり、免責としたりする特約が付くことが一般的とされます。免責の範囲と期間、設備の扱いは物件ごとに異なるため、リスクを引き受ける前提で価格や検査(インスペクション・瑕疵保険)を考える必要があります。

事前入手と質問リスト

書面は契約日より前に受け取り、疑問点をリスト化して臨むのが原則です。中古は「分からないことを分からないまま買わない」ことがすべての基本です。

*本記事は一般的な解説です。個別の内容は宅地建物取引士にご確認ください。*

出典・参考資料

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最終更新: 2026-08-02

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