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買取査定と仲介査定の違い — 同じ「査定額」でも意味がまるで違う

仲介査定は「売れそうな予想価格」、買取査定は「その会社が買う提示価格」です。金額差が生まれる理由、比較のポイント、混同すると起きる失敗を解説します。

著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-14 / 更新: 2026-08-14

査定を受けていると、「仲介の査定額」と「買取の査定額」という2種類の数字に出会います。同じ「査定額」という言葉でも性質がまったく異なるため、混同すると判断を誤ります。

仲介査定:市場で売れそうな「予想値」

仲介査定の金額は、市場に売り出した場合に成約しそうな価格の見立てです。あくまで予想であり、その価格での売却を会社が約束するものではありません。実際の成約価格は買主との交渉を経て決まり、予想を上回ることも下回ることもあります。

買取査定:その会社が買う「提示価格」

買取査定の金額は、不動産会社自身が買主となって買い取る場合の提示額です。予想ではなく、条件が整えばその金額で確実に売れる「オファー」に近い性質を持ちます。会社はリフォーム等を施して再販することを前提に買うため、再販価格から工事費・保有コスト・利益を差し引いた水準になります。このため買取価格は仲介の想定成約価格より低くなるのが通常で、市場価格の6〜8割程度と言われることもありますが、割合は物件と会社によって大きく異なります。

それぞれの長所

・仲介:市場価格に近い水準を狙える。時間はかかる(数か月単位) ・買取:現金化が早く、周囲に知られず売りやすい。内覧対応が不要で、契約不適合責任が免除される契約も多いとされます。金額は低め

混同すると起きる失敗

「仲介査定3,000万円」を確実に入る金額と誤解して住み替え資金計画を立てる、逆に「買取2,400万円」を相場と誤解して安値で手放す、という失敗が典型です。2つの数字は役割が違うため、並べて高い方を選ぶという比較には意味がありません。

賢い使い方

両方の査定を取り、「仲介で売れた場合の手取り予想」と「買取での確実な手取り」を期限・手間と併せて比較するのが実務的です。期限が迫る住み替えでは、まず仲介で売り出し、期限までに売れなければ買取に切り替える「買取保証」を用意する会社もあります。条件は会社ごとに異なるため書面で確認しましょう。

*どちらが適するかは売却の目的と期限次第です。両方の数字を見てから方針を決めてください。*

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最終更新: 2026-08-02

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