完成検査と引き渡し — 戸建ての施主検査で確認すべきこと
戸建ての引き渡し前に行う施主検査(完成検査・内覧会)の要点を解説します。チェック項目・是正の依頼方法・引き渡し時に受け取る書類・完了検査済証の重要性を整理します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-18 / 更新: 2026-08-18
建物の完成後、引き渡しの前に行うのが施主検査(完成検査)です。残代金を支払う前に不具合を指摘できる、実質的に最後の機会と考えて丁寧に臨みましょう。
施主検査の位置付け
完成した建物を図面・仕様書と照らして確認し、不具合や食い違いの是正を求める場です。ここで指摘した内容は是正され、確認後に引き渡し・残代金決済へ進むのが正常な流れです。時間は2時間程度は確保し、急がされても納得するまで見てください。
主なチェック項目
・図面との照合:間取り、建具の開き勝手、コンセント・スイッチの位置と数、造作の内容 ・外部:外壁の傷・ひび、基礎のひび割れ、雨樋、屋外給排水、境界ブロックと外構の仕上がり ・内装:床・壁・天井の傷、クロスの浮きや隙間、床鳴り ・建具・サッシ:全数を開閉、鍵のかかり、網戸 ・設備:全ての水栓から水・湯を出す、排水、換気扇、給湯器、インターホン、通電確認 ・床下・小屋裏:点検口から覗き、水漏れ跡・断熱材の乱れ・残材がないか 指摘箇所はマスキングテープで印を付け、リスト化して双方で共有し、是正完了の確認方法と期限を決めます。
是正が終わるまで引き渡しを急がない
是正未了のまま引き渡しと残代金支払いを済ませると、対応の優先度が下がりがちだと指摘されています。やむを得ず引き渡し後の是正となる項目は、内容と期限を書面に残しましょう。
引き渡し時に受け取るもの
1. 検査済証:建築基準法の完了検査に合格した証。将来の増改築や売却でも重要な書類です 2. 確認済証・設計図書一式 3. 保証書(建物・設備)、住宅設備の取扱説明書 4. 鍵一式(工事用キーの無効化の確認も) 5. 地盤調査報告書・瑕疵保険の付保証明書等 書類は一式まとめて長期保管してください。紛失すると再発行できないものもあります。
引き渡し後の初期不具合
住み始めると、乾燥収縮によるクロスの隙間や建具の調整など、細かな不具合が出るのは珍しくないとされます。定期点検の時期と連絡窓口を確認しておきましょう。
*本記事は一般的な解説です。検査・引き渡しの運用は施工会社にご確認ください。*
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最終更新: 2026-08-02