金銭消費貸借契約の当日 — 持ち物と流れ、確認すべき条項
住宅ローンの本審査後に行う金銭消費貸借契約(金消契約)の流れを解説。当日の持ち物、所要時間、契約書で確認すべき金利・繰上返済・遅延時の条項をまとめます。事前準備にお役立てください。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-09-21 / 更新: 2026-09-21
住宅ローンの本審査に通ると、融資実行の前に金融機関と「金銭消費貸借契約」(略して金消契約)を結びます。ローンの条件を最終確定させる重要な手続きですが、初めての人には何を持って行き、何を確認すべきかが分かりにくいもの。当日の全体像を整理します。
金消契約とは
金銭消費貸借契約は、金融機関がお金を貸し、借主が分割して返済することを約する契約です。あわせて、購入物件に抵当権を設定する契約(抵当権設定契約)も同時に交わすのが一般的です。融資実行日(=多くの場合、物件の残代金決済日)より前に、店舗来店または電子契約で行われます。
当日の主な持ち物(例)
金融機関からの案内が最優先ですが、一般に次のようなものが求められます。 ・本人確認書類(運転免許証など) ・実印と印鑑登録証明書 ・住民票の写し ・収入印紙代または電子契約手数料(電子契約では印紙が不要となる整理が一般的です) ・返済用口座の届出印・通帳 ・売買契約書など物件関係書類(求められる場合) なお、新住所で契約するか旧住所で契約するかは金融機関の運用により異なるため、住民票を移すタイミングは必ず事前に確認してください。
契約書で確認したい条項
1. 借入額・金利・返済期間・返済方式(元利均等か元金均等か) 2. 金利タイプ(変動・固定期間選択・全期間固定)と、変動の場合の見直しルール 3. 融資実行日と初回返済日 4. 繰上返済・条件変更の手数料 5. 遅延損害金と期限の利益喪失条項(延滞が続いた場合に一括返済を求められ得る条項) 6. 火災保険の付保に関する条件、保証会社・保証料の扱い 「期限の利益喪失」はローン契約の核心的な条項です。どんな場合に該当するのか、当日でよいので説明を受けて理解しておきましょう。
所要時間と注意点
店舗での契約は1時間前後かかることが多いと言われます。契約後、融資実行までの間に転職・新規借入れなど信用状態を変える行動をすると、実行に影響が出るおそれがあるため避けるのが定石です。不明点はその場で質問し、契約書の控えは完済まで大切に保管しましょう。
*必要書類・手続きの詳細は金融機関により異なります。必ず借入先の案内に従い、不明点は担当者にご確認ください。*
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最終更新: 2026-08-02