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固定期間選択型の住宅ローン — 期間終了後の落とし穴に注意

当初10年など一定期間だけ金利を固定する固定期間選択型。期間終了後に優遇幅が縮小し返済額が増えやすい構造と、選ぶ際のチェックポイントを解説します。

著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-27 / 更新: 2026-08-27

「当初10年固定」のように、最初の一定期間だけ金利を固定するのが固定期間選択型です。変動と全期間固定の中間的な商品に見えますが、独特の注意点があります。

仕組み

借入時に3年・5年・10年などの固定期間を選び、その間は金利が変わりません。期間終了時に、改めて固定期間選択型を選び直すか、変動金利に移行するかを選択します。期間終了後の金利は、その時点の店頭金利をもとに決まるため、将来の返済額は借入時には確定しません。

最大の注意点は「期間終了後」

固定期間選択型は、当初期間の優遇幅が大きい「当初優遇型」で提供されることが多いとされます。この場合、固定期間が終わると優遇幅が縮小し、市場金利が変わっていなくても適用金利が上がる構造になっています。さらにその時点で市場金利自体が上がっていれば、返済額の増加は二重になります。

5年ルール・125%ルールは適用されない場合が多い

変動金利型にあるような返済額の急増を抑えるルールは、固定期間終了後の見直しには適用されないのが一般的とされます。期間終了のタイミングで返済額が一度に大きく変わり得る点は、変動型との重要な違いです。

向いているケース・チェックポイント

・子どもの在学期間など「この期間だけは返済額を確定させたい」という明確な理由がある場合に向くと言われます ・当初期間終了後の優遇幅を必ず確認する ・期間終了時に金利が上がっていた場合の返済額を試算しておく ・固定期間中は原則として金利タイプの変更ができない点にも留意が必要です

金利や優遇条件は金融機関・時期により異なります。試算には当サイトの住宅ローンシミュレーターもご活用ください。

「固定」という言葉の印象に注意

「10年固定」と聞くと35年間の安心を連想しがちですが、固定されるのは当初期間だけです。全期間固定と混同したまま契約すると、期間終了時の返済額増加に驚くことになります。商品名の印象ではなく、期間終了後の仕組みまで理解して選ぶことが大切です。

*商品内容・優遇条件は金融機関ごとに異なります。詳細は各金融機関にご確認ください。*

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最終更新: 2026-08-02

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