オーバーローンの家と離婚 — 売れない家をどうするか
ローン残債が家の価値を上回るオーバーローンでの離婚は選択肢が限られます。残す場合のリスク、任意売却を含む出口を整理します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-07-17 / 更新: 2026-07-17
査定額よりローン残債のほうが多い「オーバーローン」の家は、離婚時の扱いが特に難しくなります。売っても借金が残るため、単純な清算ができないからです。
オーバーローンの確認方法
複数社の査定額と、金融機関の残高証明を突き合わせます。査定には幅があるため、上限・下限の両方で試算しておくと判断しやすくなります。
選択肢1:不足分を自己資金で埋めて売る
不足額が小さければ、預貯金で補って売却・完済し、関係を清算するのが最もシンプルです。
選択肢2:どちらかが住み続ける
このケースが最も多い一方、リスクも大きいとされます。 ・ローン名義人でない側が住む場合、名義人の滞納で家を失うリスク ・連帯保証・連帯債務は離婚しても当然には外れません。外すには借り換えや代わりの保証人が必要で、金融機関の審査次第です ・「ローンは夫が払い続け妻子が住む」形は、将来の滞納・売却を巡る紛争の典型例と指摘されています。公正証書で取り決めを残すことが推奨されます
選択肢3:任意売却
返済継続が難しい場合、債権者の同意を得て売却する任意売却という方法があります。残債務は原則残りますが、分割返済の交渉余地があるとされます。信用情報への影響等のデメリットも含め、専門家への相談が必須です。
*名義・保証の変更は金融機関との交渉事項であり、離婚協議だけでは解決しません。弁護士と金融機関の両方に早めに相談してください。*
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最終更新: 2026-08-02