査定額の根拠はこう聞く — 担当者への質問リスト10
査定の場で何を聞けばよいか分からない売主向けに、査定額の根拠・販売戦略・担当者の力量を確かめる具体的な質問リストと、回答の評価ポイントを紹介します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-11 / 更新: 2026-08-11
査定の面談は、売主が一方的に説明を受ける場ではなく、会社と担当者を見極める場です。とはいえ「何を聞けばいいのか分からない」という声も多いため、そのまま使える質問リストを用意しました。
価格の根拠を確かめる質問
1. 「査定に使った成約事例はどれですか。資料でもらえますか」 2. 「その事例と私の物件の違いを、どうプラス・マイナスしましたか」 3. 「査定額と、実際に売り出す価格の提案は同じですか。違うならなぜですか」 4. 「3か月で売れる価格と、6か月かけてもよい場合の価格は違いますか」 回答の評価ポイントは、成約事例ベースで話しているか、補正の理由が具体的か、期間と価格の関係を説明できるかです。
販売活動を確かめる質問
5. 「どの媒体に、どんな写真と文面で広告を出しますか」 6. 「レインズにはいつ登録しますか。登録証明書はもらえますか」 7. 「販売状況の報告は、どの頻度で、何を報告してもらえますか」 8. 「両手仲介(自社で買主も見つける形)へのこだわりはありますか。他社からの紹介は歓迎しますか」 8番はいわゆる囲い込みへの牽制になります。回答を嫌がる会社は慎重に見た方がよいとされます。
弱点への向き合い方を確かめる質問
9. 「この物件の売りにくい点は何だと思いますか。どう対処しますか」 10. 「想定より反応が悪かった場合の見直し案を教えてください」 良い点しか言わない担当者より、弱点と対策を語れる担当者の方が、販売局面で頼りになる傾向があります。
質問の使い方
全部を尋問のように聞く必要はありません。特に1・2・9・10は会社ごとの差が出やすい質問です。複数社に同じ質問をして回答を横並びで比較すると、金額だけでは見えない実力差が浮かび上がります。
聞きにくさを感じる必要はない
「こんなに質問したら嫌がられるのでは」と心配する売主は多いのですが、誠実な会社ほど、根拠を問う売主を「話の通じる相手」として歓迎する傾向があります。質問に面倒がる対応をする会社は、販売中の報告も期待しにくいと考えて差し支えないでしょう。
*回答内容は口頭で終わらせず、メールなど記録に残る形でもらっておくと後々役立ちます。*
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最終更新: 2026-08-02