所有権移転と登記費用 — 決済日に何が起き、いくらかかるのか
不動産購入の決済日には、残代金支払いと同時に所有権移転登記の手続きが行われます。登記の種類・司法書士の役割・登録免許税と報酬の内訳・軽減措置の確認先を解説します。
著者: 47ESTATE編集部 / 公開: 2026-08-19 / 更新: 2026-08-19
不動産購入の締めくくりが、残代金の決済と所有権移転登記です。当日の流れと費用の構造を知っておくと、見積もりの妥当性も判断できるようになります。
決済日に行われること
決済は買主のローン利用金融機関などで、買主・売主・不動産会社・司法書士が集まって行うのが一般的です。 1. 司法書士が本人確認と登記書類の最終確認を行う 2. 住宅ローンが実行され、買主口座に入金される 3. 残代金・固定資産税等の精算金を売主へ送金し、着金を確認 4. 売主から鍵・関係書類一式を受け取る 5. 司法書士がその足で法務局に登記を申請する 「お金の支払い」と「登記に必要な書類の引き渡し」を同時に行うことで、双方のリスクを防ぐ構造になっています。
行われる登記の種類
・所有権移転登記:売主から買主へ名義を移す中心的な登記 ・抵当権設定登記:住宅ローンを利用する場合、金融機関の担保権を設定 ・(売主側)抵当権抹消登記・住所変更登記:売主のローンが残っていた場合等に、売主の負担で行われるのが通例です 中古一戸建てで未登記の増築部分がある場合などは、表題部の登記が追加で必要になることもあります。
登記費用の内訳
買主が負担する登記費用は、大きく2つに分かれます。 ・登録免許税:国に納める税金。固定資産税評価額等に税率を掛けて計算されます。住宅用家屋には要件を満たすと軽減措置があるとされますが、税率・要件は変更されることがあるため、最新は国税庁・法務局の案内で確認してください ・司法書士報酬:手続きの代理費用。事務所により異なり、見積もりの内訳で税と報酬を区別して確認するのが基本です
司法書士は誰が選ぶのか
実務では金融機関や不動産会社の指定・紹介となることが多いとされますが、見積もりの提示を受け、内容を確認する権利は買主にあります。疑問があれば説明を求めましょう。
登記完了後の確認
登記完了後、登記識別情報通知(いわゆる権利証に相当)と登記事項証明書で、名義・持分・抵当権の内容が正しいかを確認します。登記識別情報は再発行されない重要書類です。厳重に保管してください。
*本記事は一般的な解説です。税額・軽減措置の最新情報は国税庁・法務局でご確認ください。*
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最終更新: 2026-08-02